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« ディズニーの独立国家⑧人を集めるためには | 映画「誰も知らない」から見る社会システム依存 »

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ディズニーの独立国家⑦宗教



国になるにあたって大事なことのひとつは思想。宗教です。

まずディズニーは聖典宗教かそうでないか。
私は聖典宗教だと思います。

ディズニーのバイブルはディズニー映画です。
ある程度浮き沈みのパターンが決まっており、悪役がヒドい目に合い、必ずハッピーエンドで終わります。
その悪役を倒すものが魔法やファンタジーであり、最終的には隣人愛でハッピーエンドを迎えます。

さらにそのバイブルを盛り上げるために音楽が使われます。
このディズニー音楽の力が凄まじいほどに我々に訴えてきます。
ディズニー音楽に関しては大切なことなので、また後日説明したいと思います。

では、ディズニーは一神教か多神教か。
ディズニーには様々なキャラクターが登場します。
ミッキー、ドナルド、スティッチ、ダッフィーなどなど。
これらのキャラクターは個性的でカラフルであり、それぞれのファンがいます。
そういった部分では多神教ではあるのですが、その総支配人はミッキーマウスなのだと思います。
どれだけスティッチが好きでも、ダッフィーが好きでも、ジーニーが好きでも、ミッキーマウス以上の存在はディズニーにはありません。
ディズニーランドの中でのミッキーマウスの存在感はまさに神の域に達するものがあります。

そういった意味ではディズニーはミッキーマウスの一神教であり、さらに偶像崇拝でもあります。

この骨組みの中で似ている宗教がキリスト教ではないでしょうか。エートスもあります。

しかしキリスト教の肝にあたる予定説や救済はありません。予言者もいません。

ただし、現代社会から逸脱したファンタジーやエンターテイメントを提供する場としてはものすごく宗教要素が強いことは事実です。

独立国家として立派な宗教要素は既にあるのではないでしょうか。

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