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ディズニーの独立国家②象徴



ミッキー。
アメリカ。
ウォルトディズニー。

神として表に現れているシンボルはミッキーマウスである。

外面的象徴はミッキーマウスだが、ディズニーの内面的象徴はアメリカという国家である。

日本人はディズニーランドに何を求めているのか。

それはアトラクションでもあり、キャラクターでもあり、ファンタジー、非現実社会でもあります。
これらはすべて戦勝国の「アメリカ」なのである。
貧しくゼロから立ち上がった日本にとって戦勝国「アメリカ」が理想となり、それが日本人の中に埋め込まれているため、その憧れがディズニーランドの象徴となっていると考えられます。

ミッキーの生みの親であるアメリカ人のウォルトディズニーも象徴の対象と成る。

ディズニーランドが伝えているものは、「力強いアメリカ」と、ウォルトが生きた「古き良きアメリカ」である。

この理想郷「アメリカ」に対し日本人はそこに恋をし憧れを抱いた。

理想郷とはユートピアである。

そしてユートピアとはギリシャ語で「どこにも無い場所」。

日本人はこの「どこにも無い場所」を戦後追い求めた結果、高度成長期にそのユートピアが突如現れた。
タイミングがよかったのだと思います。

アメリカ文化を受け入れがたいフランス,パリのディズニーランドは赤字経営。
そしてアメリカに憧れる日本の東京ディズニーランドは右肩上がりである。

日本人がアメリカを象徴しなくなったと同時に、日本人のディズニー離れが起きると予測しております。

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